《忘年会&新年会シーズン!》あなたの肝臓疲れてませんか?

2016年も残りわずかとなりましたが、今年の締めくくりとして会社や友人らとの忘年会や、年が明けてからの新年会などに参加される方も多いのではないでしょうか。こういった場にはお酒がつきものですが、つい飲み過ぎてしまったり、普段食べている以上に食事を摂ってしまった翌日には、二日酔いや体調不良を起こしてしまうこともあるのではないでしょうか。お酒だけではなく、暴飲暴食は身体に大変な負担をかけます。いつもこの負担を担ってくれるのはじつは「肝臓」なのです。今回はこの肝臓についてご紹介したいと思います。

肝臓の働きについて

肝臓って身体のどの辺りにあるかご存知ですか?肝臓は上腹部右側に位置し、成人で約1.2キロほどの重さを持っており、この重さは「脳」と同じくらいだと言われています。大きさは心臓の4倍にもなり最大の臓器であるこの肝臓の働きは様々ですが、代表的なものとしては体内に取り込まれた物質の代謝、貯蔵、解毒の働きをしています。

肝臓は身体の疲れと直結しており、食べ過ぎやアルコールの過剰な摂取に加え、睡眠・運動不足、肉体的・精神的疲労(ストレス)などが肝機能の低下を招き、やがて身体全体の疲労へとつながってしまいます。

肝臓を守るポイント

適切な食事、適度な運動、十分な睡眠は「健康」にとって欠かせないポイントです。食事は量が多いと急激な代謝が必要となり、肝臓への負担が大きくなります。適量(腹八分目程度が目安)を1日3食摂り、食後に少し休むことで、肝臓への血流が保たれ代謝の促進へと繋がります。

肝臓にいい効果が期待できる運動としては、ウォーキングやジョギング、水泳などの有酸素運動です。既に体調が悪い場合を除いて、毎日30分程度の運動を継続させましょう。睡眠に関しても、不足していると疲労につながり悪循環となりますので、質の良い睡眠をとることを目指しましょう。

できていないと自覚のある方は習慣づけられるようにしましょう。肝臓は例え悪くなったとしても痛みを感じない臓器なので、弱っていたりしても気づくことができないかもしれません。普段から自身の体調を気にするとともに、肝臓を労わる食事や生活を心がけることが重要となります。

肝臓に不可欠な栄養素

肝臓の代謝には多くのビタミンやミネラルが必要不可欠です。これらが不足すると、肝機能低下が促進され、肝臓の委縮や再生不良につながります。ここで肝臓の機能を助けてくれる栄養素をご紹介します。


ビタミンA…肝臓の細胞を保護する

にんじん、かぼちゃなどの緑黄色野菜など

ビタミンB1、B2…ブドウ糖、アミノ酸、脂質に分解とエネルギー生成で重要な働きをする

B1…豚肉、うなぎ B2…レバー、魚肉ソーセージ など

ビタミンC…コレステロールや脂肪酸の代謝

ピーマン、赤ピーマン、パセリなど

ビタミンE…コレステロールが動脈硬化の原因となる過酸化脂質になるのを予防

明太子、大根の葉など

亜鉛…筋肉疲労で発生する乳酸が肝臓で代謝される時に働く乳酸脱水素酵素を活性化する

牡蠣、煮干し、たまごなど

セレン…強い抗酸化作用があり、肝細胞が酸化により破壊されるのを防ぐ

ねぎ、玄米、イワシなど

タウリン…胆汁酸の生成や肝細胞の再生を促進

イカ、タコなど

オルニチン…アンモニアの解毒を助ける

シジミなど

ビタミンB群、ビタミンCに関してはアルコールの分解を手助けする働きもあるなど、多くの栄養素が私たちの肝臓で活躍してくれます。これらのビタミン、ミネラルを普段の食事で意識的に摂取し、肝機能の維持・向上を図りましょう。


いかがでしたでしょうか。肝臓は私たちの身体の中でも大変な働き者です。健康を保つために毎日休みなく働いてくれるこの肝臓を、いつまでも大切にするために、お酒が好きな方は休肝日を設け、食べ過ぎ・飲み過ぎに留意するなど、少しでも肝臓を労わるような生活を心がけましょう。